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ドローポーカー(Draw Poker)の遊び方・ルール・勝利のコツを徹底ガイド

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トランプを使った人気ゲーム「ポーカー」には様々な種類がありますが、ポーカーをあまり知らない人でもこれは知ってる!というゲームといえば「ドローポーカー」です。

トランプがプレイヤー全員に配られて、不要なカードを交換してできた役を競い合う…というルールは、多くの人が一度は楽しんだ遊びではないでしょうか?

実は、このポーカーもテキサス・ホールデムなどのゲームと同様に世界中で親しまれており、オンラインポーカーサイトなどで楽しむことができます。そこでこのページでは、ドローポーカーの詳しいルールや遊び方、どのようにすれば勝てるのかというコツについて解説します!

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(ウィナーズクラブ管理人)

日本で最も主流のポーカーといえば「ドローポーカー」です。ドローポーカーは遊び方がシンプルなため、ルールを覚えれば誰でも簡単にプレイする事ができます。勝つためのコツもまとめましたので、ぜひ実践してみてください♪

この記事で分かること

  • ドローポーカーとは何か・どんな種類があるか
  • ドローポーカーのルールと詳しい遊び方
  • ドローポーカーで勝率を上げるコツ
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この記事はおよそ 10分 で読むことができます。時間がない方は目次を活用しましょう

ドローポーカー(Draw Poker)とは?

ドローポーカー(Draw Poker)とは?

「ドローポーカー(クローズドポーカー)」とは、世界で最も古くから親しまれているポーカーのひとつで、日本でもレクリエーションの一種として楽しまれています。

プレイヤーそれぞれにトランプカードが配られます。プレイヤーは自分だけが見えるようにカードを確認し、不要なカードを捨てて山札から新しいカードを交換します。

交換した後に手札を公開し、勝負したプレイヤーの中で最もランクの高い役を作った一人が賭けられた全てのチップを獲得する、というルールです。

基本的には1デッキ52枚のトランプを使用しますが、ジョーカーが1枚だけ入っている53枚デッキのトランプを使ってゲームを行う場合もあります。

ドローポーカーはルールがシンプルで簡単

ドローポーカーは非常にルールが簡単なことで知られています。テキサスホールデムやスタッドポーカーなどと比べると、カードを交換するだけで完結するドローポーカーは覚えることが少ないのでとっても手軽!

また、遊びでルールを覚えている方も多いと思いますので、少し遊べばすぐに慣れるため初心者の方に非常におすすめとなっています。

ただし、相手の手札の情報が全く無い(強いて言えばカードを交換した枚数くらい)ので、他のポーカーに比べて勝負所を見つけるのが難しいポーカーであると言えます。

ドローポーカーの種類

ドローポーカーは5枚カードが配られて一般的なポーカーと同じ役で勝負する「ファイブカードドロー」というルールがよく知られていますが、他にもドローポーカーには様々な種類があります。そして実は、現在最も人気のあるドローポーカーはファイブカードドローでは無いんです!

最も人気のあるドローポーカーは、弱い役を作った方が勝ちとなる「デューストゥセブン(2-7)」です。「2, 3, 4, 5, 7」というハンドを作ったプレイヤーが一番強いことからこう呼ばれています。これを含め、代表的なドローポーカーは以下の種類があります。

  • ファイブカードドロー
  • デューストゥセブン(トリプルドロー、ノーリミットシングルドロー)
  • バトゥーギ

ドローポーカーのルール

ここでは、ドローポーカーの代表的なルールであるファイブカード・ドローの基本的なルールについて解説します。

ファイブカードドローも一般的なポーカーと同じく、1回カードを交換して最終的に成立した役のランクが高いプレイヤーが勝利となります。もちろんその前にベッティングラウンドがあるので、ラウンド中に残りのプレイヤーが1名になった場合、そのプレイヤーが勝ちということになります。

もし、同じランクの役でプレイヤー同士が揃った場合、成立役の数字が強い方が勝利となります。Aが一番強く、数字が小さくなるごとに弱くなっていき、2が一番弱い数字として考えます。

ドローポーカーの役(ハンド)一覧

ドローポーカーの役(ハンド)一覧

ドローポーカーで使われる役についても、一般的なポーカーの役と同じです。ロイヤルストレートフラッシュが一番強く、役を何も作れないハイカードが一番弱いハンドとなります。

なお、もしジョーカーが1枚入っているデッキで勝負する場合、フォーカードに加えてジョーカーの図柄が揃った「ファイブカード」という役が成立します。

ロイヤルストレートフラッシュよりも強い役である場合もあれば、ジョーカー無しのロイヤルストレートフラッシュ(ナチュラルロイヤル)よりは弱い役である場合もあるため必ず最初に確認しましょう。

役の強さや出現率などのもっと詳しい説明は、ポーカーの役の種類を解説しているページにまとめていますので、こちらをご覧ください。

ドローポーカーの遊び方

ドローポーカーの遊び方

続いて、ドローポーカーのゲームの一つ「ファイブカード・ドロー」の遊び方について詳しく解説します。ファイブカードドローの手順は以下の通りです。

  1. アンティ(参加費)を払う
  2. ディーラーボタンを決める
  3. ブラインド(ベットタイム)
  4. プレイヤーに5枚ずつカードを配る
  5. ベッティング・ラウンド(1回目)
  6. ドロー(カード交換)
  7. ベッティング・ラウンド(2回目)
  8. ショーダウン

2回のベッティングラウンド(賭け金を決めるターン)でプレイヤーが2名以上残った場合、それぞれ手札を公開(ショーダウン)して勝敗が決まります。

1:アンティ(参加費)を払う

1:アンティ(参加費)を払う

ファイブカードドローでは一回ごとに「アンティ」と呼ばれる参加費が必要になります。決められた金額のチップを「ANTE」と書かれた枠の中に置きます。

テーブルごとにレートが決まっており、「100-200-400」といった書き方がされています。アンティは左端の金額なので、100を支払ってゲームに参加します。

2:ディーラーボタンを決める

2:ディーラーボタンを決める

続いて、ディーラーボタン(BTN)となるプレイヤーを決めます。ディーラーボタンは最後にプレーの順番が回ってくる席となっているため、最も有利なポジションです。

最初にボタンを置く場所は各プレイヤーにカードを1枚だけ配って決定されます。一番強いカードを持っているプレイヤーに「DEALER」と書かれた丸いボタンが渡されます。次以降はディーラーボタンが時計回りに別のプレイヤーに回ります。

3:ブラインド(ベットタイム)

3:ブラインド(ベットタイム)

BTNの左隣にいるプレイヤー2名は、カードが配られる前に強制的にチップを賭ける必要があります。これを「ブラインド」と言います。BTNの左隣のプレイヤーが「スモールブラインド(SB)」、その左隣のプレイヤーが「ビッグブラインド(BB)」です。

テーブルごとにレートが決まっており、「100-200-400」といった書き方がされています。SBは真ん中の金額を、BBは右端の金額をそれぞれベットするため、この例ではSBは200、BBは400を支払ってゲームに参加できます。

4:プレイヤーに5枚ずつカードを配る

4:プレイヤーに5枚ずつカードを配る

SBのプレイヤーからカードが1枚ずつ時計回りに配られます。これを5周繰り返し、全員に5枚のカードが配られます。この時、自分のカードだけ見ることができ、他人のカードを見ることはできません。

5:ベッティング・ラウンド(1回目)

手札を交換する前に、プレイヤーはこのゲームに参加するか降りるかを選択します。

ベット・コール・レイズなどで賭け金を増やし、フォールド(降りる)を選択しなかったプレイヤーだけが次のラウンドに進むことができます。この時、降りてもそれまでにベットしたチップは没収されますが、それ以上ベット額を失うことはありません。

全てのプレイヤーが同額(もしくはオールイン)をベットした時点で終了し、次のフェーズに移ります。

アクション一覧

名称 意味
ベット チップを賭けること
コール 前のプレイヤーと同じ額を賭けてゲームを続ける
レイズ 前のプレイヤーよりも多く賭けてゲームを続ける
オールイン 持っているチップをすべて賭ける
フォールド ゲームから降りる
チェック ベットせずに次のプレイヤーに回す
ショーダウン 手札を公開する

ドローポーカーで可能なアクションは上記の表の通りです。基本的にはテキサスホールデムなどのアクションと全く一緒となっています。なお、フォールドした後はゲームに参加できなくなるので、アクションを選択することもできません。

6:ドロー(カード交換)

6:ドロー(カード交換)

1回目のベッティングラウンド終了後、ドローを行います。プレイヤーは自分が持っている手札から不要なカードを選び、その枚数だけ山札から新しいカードを補充します。

ドローは1回しか行うことはできませんが、何枚交換しても構いません(0枚でもOK)。UTGから時計回りに1周し、残っているプレイヤー全員がカードを交換したら終了です。

カードが足りなくなった場合

1人のプレイヤーに5枚カードが配られ、最大で5枚交換できるファイブカードドローでは、6人以上のプレイヤーがいるとカードが足りなくなる可能性があります。

途中でカードがもし足りなくなってしまった場合は、デックにある残りの山札にプレイヤーの捨て札を加えシャッフルして、もう一度利用します。

7:ベッティング・ラウンド(2回目)

7:ベッティング・ラウンド(2回目)

ドロー終了後、2回目のベッティングラウンドが開始されます。SBから時計回りに、ベット・レイズ・コールといったアクションを行い、1人を残して全員がフォールドした場合は残った1名が勝利、全員が同じ金額をベットしたらその時点でベッティングラウンドが終了します。

なお、1回目のベッティングラウンドは(BBを除いて)チェックすることはできませんが、2回目のベッティングラウンドにおいてベットが前に入っていない場合はチェックが可能です。一度ベットされてしまった場合、コールやレイズで対応するか、フォールドして降りる必要があります。

8:ショーダウン

2回目のベッティングラウンドにおいて2人以上残っている場合、ショーダウンが行われます。それぞれのプレイヤーが手札を公開し、最も高いランクの役を作ったプレイヤーが勝利となります。

勝者は賭けられたチップを総取りすることができます。もし役の強さが(カードの強さも含め)同じだった場合は、引き分けとなりチップは等分されます。

ドローポーカーで勝つためのコツ

ドローポーカーで勝つためのコツ

ドローポーカーに限らず、ポーカーは運が良ければ勝てるというタイプのゲームではありません。確かに運が良ければ有利になり、悪ければ不利になりますが、それ以上にどれだけ場の状況を把握して上手に駆け引きができるか、というのが最も重要なゲームです。

ただ、ドローポーカーはテキサスホールデムなどに比べると相手の情報が少ないので、駆け引きというのは難しいです。しかし、以下に挙げるようなコツをきっちりと守っていけば、より勝負を優位に進められることは間違いないと言えるでしょう。

続いて、ドローポーカーで勝つためのアドバイスについて解説します。

フォールドのタイミングを見極める

初心者の方にありがちなのが、「とにかく多くのハンドで勝負したい」と思って何でもコールしてしまうというケースです。

しかし、自分の手が弱い時は全てのカードを交換する場合が多いですが、全部ドローしても良いハンドが来るのは珍しいです。しかも、最初の自分の手が弱かったとアピールすることになってしまいます。

そのため、自分のハンドが配られた時点で弱い場合は、フォールドを第一の選択肢として考えることをおすすめします。もちろんブラフをするのは良いのですが、カードの交換枚数という強い情報がある以上ブラフを成功させるには技術が必要です。何でも勝負しないように注意しましょう。

ブラフを仕掛ける・されている可能性を考える

手が入っていない時でも、いかにも自分が強い役を持っているようなアクションを行うことをブラフと言います。

ドローポーカーは相手のカードが1枚も見えませんので、例えば「最初から積極的にベット→カードを1枚しか交換しなかった→もっと強めのベットをした」といったストーリーがあると、フルハウスを作れたのかな…といったミスディレクションで相手を降ろすことができるかもしれません。

ただし、相手により強いハンドがある場合などには使えないのがブラフの難しいポイントです。ブラフのし過ぎには注意しましょう。また、ブラフが仕掛けられている可能性も考えながらプレイすると良いでしょう。

ポーカーフェイスを貫く

良いハンドが来たからといって顔に出すのはやめましょう。もちろん朗らかにプレイするのは大変良いことなのですが、表情に出てしまうとそこからハンドの情報を引き出されてしまいます。

特にドローポーカーは情報がほとんどないゲームなので、表情といった周辺情報も熟練のプレイヤーなら見ています。あくまでポーカーフェイスでプレイすることが、相手に情報を与えない戦略であると言えます。

ドローポーカーはアプリで無料対戦できる

ドローポーカーは多くのアプリで無料対戦を行うことができます。特に「ポーカー」と名前が付くゲームアプリでは実際のプレイヤー同士でドローポーカーを勝負することもできるため、まずはそういった所で経験値を積んでから実際に勝負してみてはいかがでしょうか?

ドローポーカーでよくある質問

ドローポーカー独自の役はありますか?

原則として、ドローポーカーではテキサスホールデムなどと同じ役を使用しています。そのため、ハイカードを除くと「ロイヤルストレートフラッシュ」〜「ワンペア」までの9種類の役が用意されており、他のゲームと異なるものはありません。

ただし、まれにドローポーカーではジョーカーを含めたデッキを使用する場合もあるため、フォーカードにジョーカーが重なった「ファイブカード」といった役が出現するケースがあります。

ドローポーカーはオンラインカジノでも遊べますか?

ドローポーカーを対人戦でプレイできるオンラインカジノはほとんどありませんが、「ビデオポーカー」と呼ばれる機種がオンラインカジノにあります。

これはドローポーカーの要領でカードを交換し、最終的に出来た役に応じて配当が支払われるというシステムです。ビデオポーカーは様々な機種があり、なおかつ還元率が非常に高いので、ベテランのプレイヤーを中心に広く人気があります。

他のポーカーも遊んでみたい!

ドローポーカーの他にも、「テキサス・ホールデム」「セブンカード・スタッド」「オマハ」「カリビアン・スタッド」など様々な形式のポーカーが存在します。特にテキサス・ホールデムは世界中で人気を集めており、オンラインカジノでも多く扱われているポーカーです。

それぞれの種類の特徴についての特集ページもございますので、ぜひご覧ください。

ドローポーカー(Draw Poker)まとめ

ドローポーカー(Draw Poker)は最も古くから存在するポーカーゲームの一種で、プレイヤーは手札からいらないカードを捨て、その枚数分新しいカードと交換することができます。交換後の役が最も強かったプレイヤーが勝利します。

子供の時に遊んだプレイヤーさんも多く、初心者の方には非常におすすめのゲームと言えるでしょう。ただし相手の情報がほとんどないので、駆け引きという点では他のポーカーゲームよりも難しいと言えます。

駆け引きこそポーカーの真骨頂!という方は、テキサス・ホールデムなどのポーカーがおすすめです。

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