エドワード・ソープ
ブラックジャックのカードカウンティングの開祖
アメリカ ニューメキシコ州の数学者であり、大学のコンピュータを使用して1962年に"Beat The Dealer"(ディーラーをやっつけろ!)を出版。
"Beat The Dealer"の影響で全米でブラックジャックブームが起こり、カジノのブラックジャックテーブルには多くのカウンターが大挙した。カウンティングによってカジノは大赤字を出すのではないかと懸念されたが、ふたを開けてみると、カジノはかつてよりも大きな利益を上げていた。これは、ソープのカウンティング方法が非常に難解であり、実践が困難であったため、正確に使えたプレイヤーが少なかったためであると言われている。
その後、カードカウンティングは改良を加えられ、比較的覚えやすく効果的な方法も提唱されるようになった。これらカードカウンティングの開発者はいづれもソープ同様、数学者である。