英国 文化・メディア・スポーツ省
The Department of Culture, Media and Sport (DCMS)
英国はDCMS(英国 文化・メディア・スポーツ省)で自国内におけるゲーミング産業のコントロールを行っている。
Gambling and Racingのページ
その骨子としてGambling act 2005がまとめられている。
自国内のゲーミング産業関連の広告もこのDCMSで規制されている。
Advertisingのページ
英国内での宣伝広告の認可 ホワイトリスト
2007年8月に発表された「One thousand gambling websites face advertising ban」においてはDCMSの基準を満たさないオンラインギャンブル関連の広告は2007年9月1日より英国内での宣伝活動を許可されないという骨子を発表した。
その中で英国内で広告を許可されるためには大まかに以下の基準に沿っていることが必要とされている。
- ・子供や社会的弱者が害され搾取されることを防ぐ仕組みが携わっているか
- ・犯罪に携わっていないか
- ・ギャンブルが適正に行われているか
- ・マネーロンダリングに関与しておらず、金融的に安定した運営が行われているか
そして、その骨子中で英国での広告を許可されるライセンスと未許可のライセンスを大別すると以下のようになっている。
なお、この骨子中で広告を許可されたオンラインギャンブルリストを通称ホワイトリストと呼ぶ。
許可
- オルダニー
- マン島
- EEA諸国(アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、EU加盟国(マルタ等)のすべてとジブラルタル)
- アンティグア・バーブーダ
却下
- アレクサンダー(カナダ領)
- オランダ領アンティル(キュラソー)
- タスマニア
審査中
- カナワキ
未申請
- コスタリカ
- ベリーズ
オンラインギャンブルの中心市場たる英国内での広告活動の有無は各オンラインギャンブルサイトにとって重要な意味合いを持つものであり、この発表を受けて、広告可能なライセンス(ホワイトリスト)に乗り換えるオンラインギャンブル運営団体が相次いだ。