オンラインカジノで大人気のゲーム「ブラックジャック」では、あまり他のゲームでは聞きなれない用語が多く登場します。知らなく…
オンラインカジノで高い人気を誇るカードゲームである「ブラックジャック」、名前は聞いたことがあるけど難しそう… と感じる方も多いのではないでしょうか? 実はブラックジャックの基本ルールは意外にも簡単で、初心者の方でもすぐに理解して遊び始めることができるんです!
この記事はそんな「名前は聞いたことある」というブラックジャック初心者の方に向けて、ブラックジャックのルールや遊び方を徹底解説します。
未経験の方も、この記事を読めばブラックジャックを簡単に楽しめるようになりますよ! 慣れるまでは、このページを入門書として脇に置いてオンラインカジノをお楽しみください♪
この記事のまとめ
- ブラックジャックは「21」を目指してディーラーと戦うトランプゲーム
- 勝敗に賭ける「メインベット」、役やディーラーのバストを狙う「サイドベット」がある
- 初心者はまず主要なアクションを覚え、慣れたらベーシックストラテジーにも触れてみよう
この記事はおよそ 13分 で読むことができます。時間がない方は目次を活用しましょう
ブラックジャックとは?
「ブラックジャック」とは、トランプを使って遊ぶカジノゲームの一つで、プレイヤーとディーラー(カードを配る人のこと)のうちカードの合計が「21」に近い方が勝ち、というシンプルなルールのカードゲームです。
しかし単純なルールの反面、21を超えるとドボン(「バスト」と言います)となってしまうので、いかに21点に近付けるか、もしくはディーラーのドボンに期待するか、といった戦略が物を言うスリリングなカードゲームでもあります。
ラスベガス、マカオ、韓国など店舗型のカジノでは非常に人気を誇っており、もちろんオンラインカジノでも非常に親しまれているゲームです。特にディーラーと生中継で勝負ができる「ライブブラックジャック」は実際のカジノのような臨場感が楽しめることから大好評のカジノゲームとなっています。
ブラックジャックの基本的なルール
続いて、ブラックジャックの基本的なルールについて解説します。遊び方はとてもシンプルです。
最初にプレイヤーとディーラーに2枚のトランプカードが配られます。プレイヤーの勝利条件は、自分の手札にあるカードの合計がディーラーを超えることです。
ただし、最高は「21」となっており、22以上となってしまうと強制的に負けとなります。プレイヤーは相手のカードを予測しつつ、手札のカードを追加したり賭け金を増やしたり、といったアクションを行います。最終的にディーラーもカードを公開し、合計の点数がより21に近い方が勝利となります。
ブラックジャックで使われるのは、ジョーカーを除いたトランプカードです。1組52枚ですが、一般的なブラックジャックでは6〜8組を混ぜ合わせて使用します。
カードの数え方
ブラックジャックではカードの点数の数え方が少し異なります。2〜10の場合は数字の通りに数えれば良いのですが、絵札やA(エース)のカードが出た場合は以下のようにカウントされます。
- 「A」は【1 or 11】でカウント
- 「J・Q・K」のピクチャーカード(絵札)は【10】でカウント
Aについてはどちらか有利な方でカウントしてOKです。例えば「A, 6」という組み合わせなら11+6=17としてカウントすれば良いですが、「A, 6, 8」になるとAを11としてカウントしてしまったらドボンとなるので、1+6+8=15とみなすことができます。
また、ピクチャーカードについては「10」とカウントするので、ブラックジャックでは10と数えるカードが非常に多いということに注意しておくと良いでしょう。
数え方の例
- 例① 配られたカードが「4」と「7」の場合… 4+7 = 11
- 例② 配られたカードが「7」と「A」の場合… 7+11 = 18(または 7+1 = 8)
- 例③ 配られたカードが「J」と「K」の場合… 10+10 = 20
ディーラーは「合計値が17」になるまでカードを引き続ける
プレイヤーはカードを引くか引かないかについて自分で決めることができますが、ディーラーは「合計値が16以下だったらカードを引き続けて、17以上になった時点で引くのをやめる」というルールがあります。
つまり、「ディーラーの数字は17〜21、もしくはディーラーのドボン」となるので、プレイヤーはディーラーがドボンするのか、もしくはディーラーの合計はいくつなのか、ということを見極めながら勝負する必要があります。
ブラックジャックのゲームの流れ
続いて、ブラックジャックのゲームの流れについて簡単に説明します。今回は最も基本的な戦略である「ヒット」「スタンド」を使って説明しますが、他にもプレイヤーが取れる行動(アクション)には様々な種類があります。
そのほかのアクションについては下の項目「ブラックジャックの主要なアクション 」・「特殊なブラックジャックのアクション」で解説しています。
- ブラックジャックの4つのステップ
-
- ベットをする
- 「ヒット」を選択してカードを追加する
- ハンド(手札)の合計値が「21」に近づいたら「スタンド」する
- ディーラーに勝利すれば配当を獲得する
STEP1
ベットをする
ブラックジャックでは、プレイヤー(自分)とディーラーが数字を競い合う本線の勝負にベットする「メインベット」と、本線の勝負とは関係なくベットできる「サイドベット」に賭けることができます。
サイドベットは任意で賭けられますが、メインベットには絶対にベットしなければいけません(サイドベットのみの利用はできません)。
ベットタイム中に賭け金を置き、賭けが承認されるとゲーム開始です。
STEP2
「ヒット」を選択してカードを追加する
プレイヤーとディーラーに2枚のカードが配られます。プレイヤーのカードは2枚とも表向きで配られますが、ディーラーのカードは1枚目のみ表向き、2枚目は裏向きで配られます。
画面に「ヒット」や「スタンド」などのアイコンが書かれているので、「ヒット」をタップするとカードを1枚追加することができます。
ヒットはプレイヤーの手札が21以上にならない限り何枚でも行うことができますし、1枚も追加しなくとも構いません。
STEP3
ハンド(手札)の合計値が「21」に近づいたら「スタンド」する
自分のハンドがディーラーより強いだろうと思ったら、画面にある「スタンド」をタップします。すると、その時点で自分のハンドの合計数字が確定し、プレイヤーはその手札で勝負することになります。
次にディーラーが2枚目のカードを表にして、ハンドの合計が16以下の場合は必ず「ヒット(カードを1枚追加)」、17以上の場合は必ず「スタンド(その時点で勝負)」を行い、プレイヤーとディーラーの数字が確定します。
STEP4
ディーラーに勝利すれば配当を獲得する
プレイヤーとディーラーの数字を比較し、プレイヤーの方が大きければゲームに勝利となり、ベット額の2倍の配当を獲得できます。
また、ディーラーがバスト(ドボン)していた場合は自分の数字に関係なく勝利となりますが、いずれの場合も自分がバストしていた場合は敗北となります。
また、サイドベットに当選していた場合もこのタイミングで配当を獲得します。
ここまでがブラックジャックの一連の流れです。
あくまでブラックジャックは「プレイヤーvsディーラー」の一騎打ちであり、ほかのプレイヤーについては全く関係ないことに注意が必要です。
ブラックジャックの基本用語
ここからの項目については、ブラックジャックの用語について解説します。最初に解説する用語のジャンルは「基本用語」です。この言葉を知っておかないと攻略記事などが全くわからなくなるので、まずは覚えてしまうことをおすすめします。
ハンド(手札)
「ハンド」とは、プレイヤーの手札のことです。最初に2枚カードが配られ、プレイヤーはこのハンドを21に近付けていくことによりブラックジャックの勝利を目指します。
しかし22以上を出してしまうとそのハンドはバスト(ドボン)となるので、ハンドをどこまで育てるかがブラックジャックの攻略の鍵となっています。
アップカード
「アップカード」とは、ディーラーに最初に配られる2枚のカードのうち、1枚目のカードのことを指します。「オープンカード」とも呼ばれ、表向きに表示されています。
2枚目は裏向きなので、プレイヤーはアップカードを見て相手のハンドを予測し、カードを追加するかこのまま勝負するかを選ぶことができます。
スート
「スート」とはトランプカードの【ハート(♥)・スペード(♠)・クラブ(♣)・ダイヤ(◆)】のマークの呼び方です。
特にペアや21+3などサイドベットの役などで使われる用語となります。
ブラックジャックの主要なアクション
続いて解説する用語は「ブラックジャックの主要なアクション」です。プレイヤーはハンドに対して様々な行動をとることができ、この行動のことを「アクション」と呼びます。今から説明するアクションについてはどのテーブルであっても(ほとんど)採用されているので、このアクションをマスターするのがブラックジャック攻略の第一歩と言えるでしょう。
ヒット / スタンド
「ヒット」とは、追加でカードを引くことを指します。プレイヤーは自分の手番が来たらヒットを宣言することでカードを追加できます。「スタンド」はその逆で、これ以上追加カードを引かずにハンドを確定することを指し、「ステイ」とも呼ばれます。
ヒットは自分のハンドが20以下である限り何枚でも行うことができます。ディーラーは自分のハンドが16以下の場合は絶対にヒットし、17以上の場合は絶対にスタンドします。
ダブルダウン
「ダブルダウン」とは、カードを1枚しか追加しないことを条件に、賭け金額を2倍にすることを指します。それ以上カードを追加できないというデメリットはあるものの、勝率が高いと判断できる時に利用すれば利益を高確率で2倍に増やせるチャンス役と言えるでしょう。
ディーラーがバストしそうだなという時、もしくはカードを1枚追加すればちょうど「21」になりそう、などという時に使うと効果的です。
スプリット
「スプリット」とは、配られた2枚のカードが同じ数字(絵柄は別々でも構いません)となった場合、2枚のカードを1枚ずつ分割し、2つのハンドにすることを指します。1ハンドごとに同じ賭け金が必要になるため、ベット額は2倍になります。
スプリットはディーラーがバストしそうな時は利益を2倍にするチャンスですし、そのままだと弱いハンドでも分割することによってより強いハンドに育てることもできます。ただし勝率が悪い時に行っても損失を2倍にしてしまうため、適切なタイミングで使うことが求められます。
インシュアランス
「インシュアランス(インシュランス)」とは、ディーラーのアップカードが「A」の場合に取ることのできるアクションです。賭け金の半額を支払うことでディーラーがナチュラルブラックジャック(A+Jなど、最初の2枚で「21」が完成している状態)だった際に自分のハンドが引き分け扱いとなります。
ディーラーがブラックジャックでなかった場合は支払った金額を没収され、勝負が継続されます。
本来、ディーラーがブラックジャックを成立させた場合は自分もブラックジャックでなければ無条件で負けなので、賭け金が戻ってくるインシュランスは強いアクションのように見えます。しかし期待値を計算すると著しくマイナスなので、結論としてはあまり使わない方が良いでしょう。
特殊なブラックジャックのアクション
続いて、特定ゲームのブラックジャックで使われるアクションについて解説します。これらのアクションはすべてのブラックジャックで利用できるものではなく、限られたテーブルでのみ利用できます。どのアクションを採用しているかについては説明欄に書いてあるはずなので、必ず最初に読んでからプレイするようにしましょう。
ブラックジャック・サレンダー
「サレンダー」とは、自分のハンドが相手に勝てないと判断した時に、ゲームから降りるアクションのことを指します。負けを認め、それ以降ゲームに参加することはできませんが、賭け金の半分がプレイヤーに戻ってきます。ただし、一度ヒットやスプリットを選択した場合は利用できません。
こちらも大きくマイナスを回避するという点では有用なアクションのようにも思いますが、サレンダーの方が期待値の高い選択であるというケースは、実はごく一部に限られています。そのため、「これは負けそうだな」と思っても、大抵の場合はヒットやスタンドを駆使して勝負する方が勝率は高いと言えるでしょう。
ブラックジャック・スイッチ
「スイッチ」は、「ブラックジャックスイッチ」というゲームでのみ利用できるアクションです。プレイヤーは2つのハンドでプレイして、ディーラーは1つのハンドでプレイします。2つのハンドのうち、それぞれの2枚目のカードを交換できるというアクションです。
期待値を上げるのに非常に有用なアクションではあるのですが、ブラックジャックスイッチでは「ブラックジャックを達成してもプレイヤーの配当は1倍」「ディーラーが22の時はバストではなく引き分け扱い」などの特殊ルールがあるので注意が必要です。
スイッチの使い方
例えば1つ目のハンドが「A・A」、2つ目のハンドが「J・5」だったとします。この場合、2枚目のハンドをスイッチするとそれぞれ「A・J」、「A・5」となり、それぞれブラックジャックと16(ソフトハンド)になりました。
スイッチするかどうかを決めた後、それぞれのハンドに対してプレイヤーはヒット・スタンドなどのアクションを取ることができます。
スーパーマッチ
ブラックジャックスイッチでのみ利用できるサイドベットとして「スーパーマッチ」があります。スーパーマッチを利用すると、最初にプレイヤーに配られる4枚の手札の中で決まった役が成立した時に配当を獲得することができます。ただし、スーパーマッチを利用する際はメインベットとは別に賭け金が必要です。
スーパーマッチの配当(1~40倍)
条件 | 配当 |
---|---|
ワンペア(同じ数字のカードが2枚揃う) | 1倍 |
スリーペア(同じ数字のカードが3枚揃う) | 5倍 |
ツーペア(ワンペアが2個成立する) | 8倍 |
フォーカード(同じ数字のカードが4枚揃う) | 40倍 |
なお、ここでいう配当とは利益分のことを指します。例えば10ドルをスーパーマッチに賭けてワンペアが成立した時、支払われる金額は元返しの10ドル+配当の10ドルで合計20ドルです。
ジャックポット
「ジャックポット」とは、「プログレッシブブラックジャック」というゲームでのみ利用できるベットです。プレイヤーは通常のベットとは別に、Aのカードを連続で引き続けると配当が発生する「ジャックポットベット」に賭けることができます。
最高役を引くとジャックポットが成立し、今までこのベットを利用したすべてのプレイヤーが積み立てていたジャックポット金額がすべて払い出されます。
ただし、ジャックポットベットを利用する際はメインベットとは別に賭け金が必要です。
ジャックポットベットの配当
Aの枚数・条件 | 配当 |
---|---|
1枚目でAを引いた場合 | 5倍 |
1枚目・2枚目でAを引いた場合(スートは不問) | 50倍 |
1枚目・2枚目でAを引き、スートも同じ場合 | 100倍 |
1枚目から3枚目でAを引いた場合(スートは不問) | 250倍 |
1枚目から4枚目でAを引いた場合(スートは不問) | 2500倍 |
1枚目から3枚目でAを引き、スートも同じ場合 | 5000倍 |
1枚目から4枚目でAを引き、スートも同じ場合 | ジャックポット |
「スート」とはトランプに書かれているスペード・クローバー・ハート・ダイヤといったマークのことを指します。
また、ジャックポットベットでは1枚目からAを引く必要があり、途中からAを引いても対象にならないためご注意ください。
ブラックジャックのサイドベット
ブラックジャックでは、プレイヤーとディーラーのどちらが21に近いかを争う「メインベット」とは別に、プレイヤーに配られたカードの絵柄や、ディーラーが何枚目でバストするか? といった、プレイヤーの勝敗とは関係ない部分にベットすることができます。これを「サイドベット」と言います。
サイドベットの種類は非常に多く、プレイヤーはどのサイドベットに賭けても構いません。全てのサイドベットを使ってもOKです。ただし、(ベットビハインドを除き)メインベットを賭けていない状態でサイドベットにだけ賭けることはできないため、必ずメインベット+サイドベットという形で勝負することになります。
サイドベットは決められた役が成立すれば最高で250倍の配当を獲得できますが、その分勝率は低いという特徴があります。そのため、コツコツと利益を稼ぐメインベットに比べて、ハイリスク・ハイリターンのゲームとなっています。
パーフェクトペア(Perfect Pair)
パーフェクトペアとは、プレイヤーに最初に配られる2枚のカードにおいて同じ数字(ペア)が出現した場合、配当を獲得できる賭け方となっています。ただし、単に同じ数字であるだけのペアよりも、同じ色、同じスートである方がより高額の配当を獲得できます。
名称 | 条件 | 配当 |
---|---|---|
ミックスペア | スートの色が異なるペア | 5倍〜6倍 |
カラーペア | スートの色が同じペア | 10倍〜12倍 |
パーフェクトペア | スートが同じペア | 25倍〜30倍 |
なお、10, J, Q, K は全て10としてカウントされますが、同じ数字(10と10、KとKなど)でなければペアとは認められませんのでご注意ください。
21+3
「21+3」とは、プレイヤーに配られる最初の2枚のカード、ディーラーに配られるアップカード、この合計3枚のカードでポーカーの役が成立した時に配当を獲得できるサイドベットです。
名称 | 条件 | 配当 |
---|---|---|
フラッシュ | スートが同じ3枚 | 5倍 |
ストレート | 3枚のカードが連番 | 10倍 |
スリーカード | 3枚のカードが同じ数字 | 30倍 |
ストレートフラッシュ | スートが同じでカードが連番 | 40倍 |
スーテッドトリップス | 3枚のカードがスートも数字も同じ | 100倍 |
最高役は100倍となっており、かなりのリターンが見込めるサイドベットとなっています。
ホット3
「ホット3」も21+3と同じく、プレイヤーに配られる最初の2枚のカード、ディーラーに配られるアップカード、合計3枚のカードが対象となるサイドベットです。この3枚のカードの合計が19〜21の場合に役が成立します。
名称 | 条件 | 配当 |
---|---|---|
19 | カードの合計が19 | 1倍 |
20 | カードの合計が20 | 2倍 |
アンスーテッド21 | カードの合計は21、スート不問 | 4倍 |
スーテッド21 | カードの合計が21、スートも同じ | 20倍 |
ホット3 | 3枚のカードが全て7、スート不問 | 100倍 |
なお、ブラックジャックのメインゲームと同じく、Aが出た場合は「1」「11」どちらで数えてもよく、また絵札は10としてカウントされます。
バストイット
「バストイット」とは、ディーラーのハンドが22以上になり、バストすると配当を獲得できるサイドベットです。ディーラーがバストした時にディーラーのハンドにあるカードの枚数に応じて配当が変動します。
枚数 | 配当 |
---|---|
3枚 | 1倍 |
4枚 | 2倍 |
5枚 | 9倍 |
6枚 | 50倍 |
7枚 | 100倍 |
8枚以上 | 250倍 |
ディーラーのバスト確率は、アップカードを不問とした時およそ28%なので、かなり成立しやすいサイドベットと言えるでしょう。その分比較的出やすい3枚〜4枚では配当が低く、最高役の「8枚以上」では250倍もの配当を獲得できます。
ベットビハインド
ベットビハインドは、唯一自分がゲームに参加していなくとも利用できるサイドベットです。テーブルが満員の時でもベットビハインドを利用することができます。
ベットビハインドでは、他のプレイヤーの勝敗にベットすることができます。プレイヤーが勝った場合は2倍の配当を獲得し、負けた場合は賭け金が没収されます。
また、その他の配当は通常のブラックジャックと同じであり、プレイヤーがナチュラルブラックジャックを達成した場合は2.5倍の配当を獲得できます。
ただし、ベットビハインドのプレイヤーが選択するアクションに関与することは出来ず、プレイヤーの判断に全て委ねる必要があります。
ブラックジャックで勝つために覚えておくべきポイント
ブラックジャックはルーレットやバカラなど「ベットした後はプレイヤーは見守るだけ…」といったゲームとは異なり、ゲームが有利になるようにプレイヤー自身でアクションを行う必要があります。
プレイするだけなら簡単なのですが、ブラックジャックで勝ちたい! という場合は、まず最初に覚えておきたいポイントがいくつかあります。ブラックジャックのルールを覚えたら、早速攻略法も覚えてしまいましょう!
次の項目では、ブラックジャックで勝ちたいという場合に押さえておくべきポイントについて解説します。
ベーシックストラテジーに沿ってプレイする
「ベーシックストラテジー」とは、ヒット・スタンド・ダブルダウン・スプリットなど、どのアクションを行えば良いかを示す最適手順のことを指します。
プレイヤーのハンドとディーラーのアップカードに応じて適切な手順がそれぞれ異なり、それらの最適手順をハンドとアップカードごとにまとめた表を「ストラテジーチャート」と言います。プレイヤーはストラテジーチャートを参考にすることで、最も期待値の高いアクションを選択することができます。
そのため、まずはベーシックストラテジーの通りにアクションを決めるのが最も良いでしょう。初心者の方は、ぜひプレイ中のPCやスマホの隣にストラテジーチャートを置いておき、プレイヤーのハンドとディーラーのアップカードを確認して最適なアクションを選ぶのがおすすめです。
しかし、他の攻略法(カウンティング、システムベットなど)を組み合わせてブラックジャックを攻略したいという場合は、ベーシックストラテジーを確認する手間は無くしたほうが良いでしょう。
上級者はベーシックストラテジーについては完璧に覚えているので、初心者の方もストラテジーチャートは積極的に覚えるのがおすすめです。しかし一気に覚えるのは大変なので、以下の項目で特に重要なポイントについてまとめています。
ハードハンド(手札)で「17」以上はスタンド
まず、ハンドの合計点数が「17」以上であれば、ディーラーのアップカードが何であっても「スタンド」を選択するのがおすすめです。
ハンドの点数が17以上だと、ヒットした時にバストする確率がかなり高いです。
たとえ「17」だとしても、バストしないのは「A〜4」を引いた時に限られるので、最低でも7割くらいの確率でバストとなります。プレイヤーがバストするとディーラーの数字が何であっても(たとえディーラーがバストした場合でも)負けとなってしまうため、絶対にスタンドを選択しましょう。
ただし、17以上でも「A・6」「A・7」といったAを含むソフトハンドについては、ヒットやダブルダウンを選択する方が期待値が高いことがあります。
ハンド(手札)が「11」以下はヒット
ハンドの合計点数が「11」以下であれば、前提としてスタンドをしてはいけません。ハンドが11以下の場合、1枚カードを追加しても絶対にバストしないので、原則としてヒットを行います。
ただし、ハンドの点数が「9〜11」の場合、ダブルダウンの方が期待値が高い場合もあります。特にハンドが10・11の場合、1枚追加することで合計点数が20・21になる大チャンス!
ストラテジーチャートにしたがって、積極的にヒットやダブルダウンを活用しましょう。
「A・A」のペアはスプリットのチャンス
プレイヤーに配られた2枚のカードがペアだった時に行うことができる「スプリット」ですが、スプリットした方が絶対に期待値が高いというわけではありません。賭け金を2倍に増やすことになるので、勝率が低い時にスプリットすると損失を2倍にする可能性が上がります。
また、そのまま勝負した方が期待値が高いのに、わざわざスプリットしてしまうと還元率が下がるという場合もあります。そのためむやみにスプリットせず、ストラテジーチャートにしたがって勝負するのが良いでしょう。
しかし、「A・A」ペアのスプリットに関しては、原則としてディーラーのアップカードが何であってもスプリットでOKです。Aペアのスプリットは期待値が非常に高く、10カードが来れば21として勝負できる大チャンスです!
Aペアに関しては特殊なルールが定められており、スプリット後カードを1枚しか追加できない、ブラックジャックを達成しても普通の「21」として扱う、など期待値の下がるルールもありますが、それでもAペアはスプリットした方が断然期待値が高くなります。
インシュランスはしない
「インシュアランス(インシュランス)」とは、賭け金の半額を支払うことでディーラーがブラックジャック(最初の2枚で「21」を達成すること)だった際に自分のハンドが引き分け扱いとなるアクションです。ブラックジャックでなかった場合は支払った金額を没収され、勝負が継続されます。
インシュランスについては、原則として使わない方が良いです。理由としては「どのタイミングで使っても還元率が低いから」です。
詳しく説明すると、インシュランスが成功する確率はおよそ30%(2枚目で10カードが出る確率)なので、3割の確率で引き分けになるだけのアクションと言えます。
また、インシュランスが失敗したとしても1枚目がAである場合かなりそのハンドは強いので、プレイヤーが本線でも負ける可能性が高いのです。
そのため、「インシュランスが失敗してメインベットも負ける」という、踏んだり蹴ったりな事態になる可能性が非常に高くなります。そのためインシュランスについては控える方が良いでしょう。
カードカウンティングは種類が多いので自分に合ったものを試す
「カウンティング(カードカウンティング)」とは、それまでに出てきたカードの数字を記録しておき、シュー(カードが入っているホルダー)にどの数字のカードが何枚残っているかを把握する攻略法です。
シューの中に10カードやAが残っていると、ディーラーのハンドが12以上だった時にバーストしやすく、プレイヤーは手札が10や11だった時にダブルダウンを成功しやすいことから、実質プレイヤーに有利な状態となります。
プレイヤーに有利な状況であればベット額を上げる、もしくはダブルダウンを積極的に使う、などの戦略を利用できるため、よりブラックジャックの期待値をあげることができるといえます。
カウンティングにはいくつも種類があり、例えば特定の数字が出たときに数字を+1,-1と数えていく「ハイローシステム」、3つのカウントで正確に状況を計算する「ハイオプトワン/ハイオプトツー」など重視するポイントがそれぞれのカウンティングシステムによって異なります。
そのため、いくつかカウンティングを試してみて、自分に合ったシステムを利用するのが良いでしょう。
ブラックジャックの歴史と起源
ブラックジャックの起源は諸説あり、このルーツが最も正確だ! というものはありませんが、古代ローマの時代には既に木のブロックを使って似たようなゲームが遊ばれていたと言われています。
もともとブラックジャックは「21」という名前のゲームであり、16世紀〜17世紀頃にフランス・スペインなどでプレイされていたことが、『ドン・キホーテ』の作者でもあるセルバンテスが書いた短編小説『リンコネーテとコルタディーリョ』にて明かされています。ちなみにこの作品に登場するリンコネーテとコルダディーリョは、「21」でイカサマをする悪者として描かれています(笑)
「21」がフランスで人気となったのは18世紀初めの頃で、その頃フランスから渡米した移民によってアメリカにも21というゲームが伝わったようです。そして時期を経るごとにアメリカ全土に知れ渡っていき、通説としては今より100年ちょっと前となる1910年ごろに「ブラックジャック」という名前になったと言われています。
ちなみにブラックジャックという名前になった理由としては、手札が「スペードのエース+黒色(スペードかクラブ)のジャック」だったプレイヤーにボーナスが配られていたから、と言われています。トランプゲームとしてはかなり歴史が長く、多くの人に親しまれてきたテーブルゲームであることが分かります。
ブラックジャックのルールに関するよくある質問
- ブラックジャックで使われるカードは何枚ですか?ジョーカーは使いますか?
-
ブラックジャックで使われるカードの合計枚数については、テーブルによって異なります。
まず、ブラックジャックで使われるトランプはジョーカーを除いた1組52枚の「デッキ」です。このデッキの数はテーブルによって異なりますが、基本的には6〜8デッキとなります(「シングルデッキブラックジャック」の場合、使われるトランプは1デッキです)。そのため、例えば8デッキであれば52枚×8=416枚がブラックジャックで使われるカードの総数と言えるでしょう。
ただし、実際にブラックジャックで使われるカードはこのうちの5〜6割ほどです。カードの残り枚数が少なくなるとどの数字のカードが残っているのかが丸わかりになってしまうので、ある程度カードを使ったら残りのカードは使われずシャッフルされます。カウンティングの際は「どれくらいの枚数を使ったらカードがシャッフルされるのか」についても把握しておくと良いでしょう。
- ブラックジャックで勝つためにはどうしたらいいですか?
-
ブラックジャックの一番のメリットは、自分がゲームを有利にするためのアクションが認められていることです!
ルーレットやバカラはベットした後やることがなく、勝利を祈るだけ…となりますが、ブラックジャックではヒット・スタンド・ダブルダウン・スプリットなど様々な選択肢から自分が有利になるようにゲームを進めることができます。
逆を言えばブラックジャックで勝つためには「どのアクションが一番期待値を上げられるか」を正しく評価し、その通りにプレイする必要があります。何も考えずにブラックジャックを遊んでいては、ルーレットやバカラに比べて大きく損をしてしまうかもしれません。そのため、ブラックジャックで勝つためにまず最初にやっておきたいことは「ベーシックストラテジーのマスター」です。
もちろん最初はプレイしているスマホやパソコンの横にストラテジーチャートを置いて確認しても良いのですが、上級者はベーシックストラテジーについては完璧に把握しています。そのためストラテジーは早く覚えておくことに損は無いと言えるでしょう。
ちなみに、コンピュータが毎回抽選を行うソフトカジノよりも、練習するならライブカジノを使うのがおすすめです。アクションの決定に制限時間があるので、覚える力が鍛えられます!
- ブラックジャックのディーラーが強すぎてムカつきます!イカサマですか?
-
「ディーラーが強すぎてムカつく」という状況、よく分かります。特にディーラーが「2→9→4→6」みたいな感じで21出してきた時とか、だったら最初からブラックジャック出したら諦めもつくのに…なんてよくある話です。しかし、そもそもディーラーはイカサマをやることができません。
例えば、ディーラーの有利なようにカードを並べるとしましょう。しかし、プレイヤーがヒット・スタンドを選べるのに対して、ディーラーは「16以下でヒット、17以上でスタンド」とアクションが事前に決められています。そのためディーラーに有利に並べていたつもりがいつの間にか不利になってる…なんてことになる可能性もあります。そもそもブラックジャックではイカサマを仕込むのが非常に難しいのです。
悪質なランドカジノであれば10カードやAを減らした「ショートデック」というイカサマがありますが、少なくともオンラインカジノでショートデックが見受けられた例は(ライセンスのない悪質なカジノを除けば)ありません。
- オンラインカジノでブラックジャックをプレイする場合、安全性はどうですか?
-
ブラックジャックを提供しているオンラインカジノのプロバイダーは、必ず「ライセンス」というものを取得・保持しています。ライセンスとは、一定の条件のもとオンラインカジノにゲームを提供することが認められる許可証のことで、この発行元はイギリスやマルタなどの海外政府です。そのため、ライセンスが発行されるプロバイダーは、海外政府から認められた信頼度の高い企業であることがわかります。
そのため、ライセンスが発行されていないプロバイダーについては、国のお墨付きを得られていない悪質な企業である可能性が非常に高くなります。そのため、プレイする前にそのプロバイダーのライセンスについては必ず確認しましょう。
少なくとも当サイトが紹介しているカジノでは、ライセンスを保持していないプロバイダーはありません。
まとめ:ブラックジャックのルールは意外とシンプル
オンラインカジノで大人気のテーブルゲームの一つであるブラックジャックのルールは、トランプカードの合計が「21」に近いほうが勝ち、という初心者でも理解しやすいシンプルなものとなっています。プレイヤーは自分の手札が有利になるようにゲームを進め、ディーラーに勝利することで賞金を獲得することができます。
ブラックジャックのメリットは「自分の行動の結果お金を稼げた」という実感があることです! 実際に遊んでみるとルールはそこまで難しくありません。ぜひ当サイトの詳しい解説ページをお読みになりブラックジャックをマスターして、オンラインカジノで腕試ししてみてはいかがでしょうか?
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Bell
(ウィナーズクラブ管理人)
ブラックジャックとは、手札の合計がより「21」に近いほうが勝ち、という分かり易いルールのトランプゲームです。自分の手札をバーストさせずに21に近づけると同時にディーラーをいかにしてバーストさせるかも大事な戦略となります。攻略法も確立されているので、このページを読めば勝負の参考になりますよ!