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マーチンゲール法で勝てない理由は?400回の実践から見えた勝つための方法

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オンラインカジノで使える攻略法・必勝法のうち、最も有名なシステムベットといえば「マーチンゲール法」です。非常にシンプルな攻略法で初心者の方も使いやすく、負けにくさに特化した賭け方として人気の攻略法です。

しかし、「マーチンゲール法ってあんまり勝てないよね」「マーチンゲール法使ってたらめっちゃ負けたんだけど!」というユーザーさんの声も多く見受けられます。

そこでこのページでは、マーチンゲール法の賭け方といった基本的な部分から、どうしてマーチンゲール法で負けてしまうのか、マーチンで勝つためにはどういった点を工夫すれば良いのか、について解説します。

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(ウィナーズクラブ管理人)

マーチンゲールで負けている人の大半は、「資金とベット額のバランスが取れていない」ことが原因です。8連敗とかサクッとしますし、この時にベースのベット額を上げまくっていたら一気に破産します。本来負けないと言われている攻略法なので、一度シミュレーションを参考にマーチンの使い方を見つめ直してください。

この記事のまとめ

  • マーチンゲール法は「資金が尽きない限り負けない攻略法」である
  • マーチンゲール法で負ける人はベット額を上げすぎているか、資金が少ない
  • スタートベット額の目安は「資金の100分の1」程度に抑えること
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この記事はおよそ 9分 で読むことができます。時間がない方は目次を活用しましょう

マーチンゲール法とは

マーチンゲール法とは

「マーチンゲール法」とは、オンラインカジノのテーブルゲーム(ルーレットやバカラなど)で利用できる攻略法です。

勝ったら2倍の配当をもらえるゲームにベットして、負けたら賭け金を2倍にして、勝ったら賭け金を戻す、という大変シンプルな仕組みのシステムベットとなっています。

最も有名な攻略法として知られており、世界中のカジノ愛好家に使われている賭け方として人気があります。また、マーチンゲール法から派生したシステムベットも多く、「攻略法の祖」と言っても良いでしょう。

マーチンゲール法の賭け方

  1. 勝率が50%で配当が2倍のゲームにベットする
  2. 勝負に負けたら、勝てるまでベット額を2倍ずつ上げていく

マーチンゲール法の賭け方はとてもシンプル!上記の表の通りに賭けていくだけです。そのため初心者の方でも簡単に利用することができます。

また、ルーレットの赤・黒、バカラのプレイヤー(ノーコミッションバカラならバンカーもOK)、ブラックジャック、『クレイジータイム』『モノポリーライブ』の1など、利用できるゲームが多いのもマーチンゲール法の特徴です。

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マーチンゲール法は勝てるのか?基本のやり方から応用テクニックまで解説

マーチンゲール法は、ギャンブルで使える攻略法の一つで、「負けてしまったら次のゲームで賭ける金額を2倍にする」というごく簡…

マーチンゲール法が勝てるといわれている理由

マーチンゲール法が勝てるといわれている理由

マーチンゲール法は一般的な賭け方に比べてどのような所にメリットがあるのか? について解説します。マーチンゲールは以下のような理由で勝つ可能性を上げることができています。

  • 負け続ける確率が低い
  • 損失を一発で取り返せる
  • シンプルなベット方法なので初心者にも扱いやすい

まず、マーチンゲール法は、資金が続く限り「何連敗しても1回勝つだけで損失を取り戻す」ことのできる攻略法です。

勝つと2倍の配当をもらえるゲームで負け続けるたびに賭け金を2倍にしていけば、1回の勝利で必ず損失が戻ってきてプラスになります。そのため防御力が非常に高い(=非常に負けにくい)攻略法と言えるでしょう。

また、初心者にも扱いやすく、バカラやルーレットのルールを覚えたてのプレイヤーさんでも簡単に利用することができます。

マーチンゲール法で勝てない理由はベット額の管理不足が多い

マーチンゲール法で勝てない理由はベット額の管理不足が多い

しかし、マーチンゲール法には最も大きな落とし穴があります。それは「負けたら全額を失う危険がある」ことです。マーチンゲール法を使って負ける多くのプレイヤーさんは、この部分を見落として、もしくはよく理解せずに使っています。

下の表は最初を1ドル〜10ドルでスタートした場合のベットする金額、そして1回目から数えて連敗する確率(勝率50%で計算)を示しています。

ベット回数 1ドルベット 5ドルベット 10ドルベット 連敗確率
1回目 1ドル 5ドル 10ドル 50.0%
2回目 2ドル 10ドル 20ドル 25.0%
3回目 4ドル 20ドル 40ドル 12.5%
4回目 8ドル 40ドル 80ドル 6.25%
5回目 16ドル 80ドル 160ドル 3.125%
6回目 32ドル 160ドル 320ドル 1.5625%
7回目 64ドル 320ドル 640ドル 0.78125%
8回目 128ドル 640ドル 1,280ドル 0.390625%
9回目 256ドル 1,280ドル 2,560ドル 0.1953125%
10回目 512ドル 2,560ドル 5,120ドル 0.09765625%
11回目 1,024ドル 5,120ドル 10,240ドル 0.048828125%
12回目 2,048ドル 10,240ドル 20,480ドル 0.0244140625%
13回目 4,096ドル 20,480ドル 40,960ドル 0.01220703125%
14回目 8,192ドル 40,960ドル 81,920ドル 0.006103515625%
15回目 16,384ドル 81,920ドル 163,840ドル 0.0030517578125%

例えば、スタートを1ドルに設定した場合でも、5回連続で負ければ次は32ドルをベットしなければいけませんし、7連敗したら128ドル、10連敗したらなんと1,000ドル以上をベットしなければいけません。たった1ドルの利益のために、です。

もし10ドルでスタートしたら、7連敗するだけでベット額は1,000ドルを超えます。

確かに連敗し続けなければ絶対プラスにはなるのですが、人が思っている以上に偏りというのは発生します。

例えば、1ゲーム30秒で完結するスピードバカラにおいて、プレイヤーとバンカーのどちらかが10連勝する頻度は、計算上大体4時間に1回くらいです。1日ぶっ続けで遊んでいたら、むしろ10連敗を喫しない方が難しいと言えるでしょう。

また、初心者の方が勘違いしがちなのが「連敗する確率」です。例えば勝率50%のゲームでは、7連敗する確率は0.78%(128回に1回)となっていますが、これは1回目から7回目まで負け続ける確率のことを指しています。

なので、もし6連敗してしまったら、その時点で次に負ける確率は「50%」です。6連敗後、次に負けて7連敗する確率が0.78%というわけではありません。

そのため、「そんなに簡単に連敗しないだろう」とベット額を最初から上げすぎてしまうと、早いタイミングで連敗の波に遭い資金の大半を失ってしまう…という可能性があります。

マーチンゲール法をバカラで約400回試した結果

マーチンゲール法をバカラで約400回試した結果

当サイトで、マーチンゲール法を試してみたシミュレーションについて解説します。

軍資金は1,000ドルとして、スタート金額を大きくするとどういったメリットやデメリットがあるのか、について調査するため、「1ドルスタート」と「5ドルスタート」の両方で検証しています。

そのほかの条件は以下の通りです。

シミュレーションの前提条件

  • 軍資金は1,000ドル
  • 1ドルベット、5ドルベットで検証
  • Evolutionのスピードバカラでプレイヤーのみにベット
  • 200ラウンド行うか、破産するまで試行

1ドルスタートで200回プレイヤーに賭けて勝利したシミュレーション

まず、最初のベット額を1ドルでスタートし、200回プレイヤーに賭けて勝利した場合のシミュレーションについて見ていきましょう。

ラウンド数 ベット額 勝敗 損益額 残高
1 1ドル -1ドル 999ドル
2 2ドル -2ドル 1,001ドル
3 1ドル -1ドル 1,000ドル
4 2ドル -2ドル 998ドル
5 4ドル 4ドル 1,002ドル
~中略~
110 8ドル -8ドル 935ドル
111 16ドル -16ドル 943ドル
112 32ドル -32ドル 959ドル
113 64ドル 64ドル 991ドル
115 128ドル 128ドル 1055ドル
~中略~
196 4ドル 4ドル 1,140ドル
197 1ドル 1ドル 1,141ドル
198 2ドル 2ドル 1,143ドル
199 1ドル -1ドル 1,142ドル
200 2ドル -2ドル 1,140ドル

スタートが1,000ドルの場合、破産してしまう連敗数は「9回(1,023ドル以上になれば10回)」です。やはり9〜10連敗は、簡単に出てくるものではありません。

途中連敗が挟まる時もありましたが、なんとか7連敗の後勝利することができ、それまでの損失を一気に帳消しにすることができました。

その後も目立った連敗はなく、結果的には140ドルと大幅なプラスで終了。ある程度連敗しても立て直せる残高がある場合、マーチンゲールはかなり優位な手法と言えるでしょう。

5ドルスタートでプレイヤーに賭けて破産してしまったシミュレーション

続いて、最初のベット額を5ドルでスタートし、200回プレイヤーに賭けた時のシミュレーションについて見ていきます。

ラウンド数 ベット額 勝敗 損益額 残高
1 5ドル -5ドル 995ドル
2 10ドル 10ドル 1,005ドル
3 5ドル -5ドル 1,000ドル
4 10ドル 10ドル 1,010ドル
5 5ドル -5ドル 1,005ドル
6 10ドル -10ドル 995ドル
7 20ドル -20ドル 975ドル
~中略~
190 5ドル -5ドル 830ドル
191 10ドル -10ドル 835ドル
192 20ドル -20ドル 815ドル
193 40ドル -40ドル 775ドル
194 80ドル -80ドル 695ドル
195 160ドル -160ドル 535ドル
196 320ドル -320ドル 215ドル

スタートが1,000ドルの場合、5ドルベットを行うと破産してしまう連敗数は「7回(1,275ドル以上になれば8回)」です。

7連続で負ける確率というと100分の1ほどになってしまうので、200回のシミュレーションでは出ない方が珍しい、というほどの可能性となってしまいます。

今回のシミュレーションでは、途中まで大きな連敗もなくゲームを続けることができていたのですが、あと少しでシミュレーションが終わるという時に7連敗を喫してしまいました。

8回目のベット額が残高を超えてしまったため終了となり、大きくマイナス…という結果に終わりました。

マーチンゲール法のシミュレーション結果への考察・勝つための方法

マーチンゲール法のシミュレーション結果への考察・勝つための方法

このシミュレーション結果を踏まえると、マーチンゲール法をなんとなく使用しているとどこかのタイミングで大損失が発生してしまう可能性がある、ということが分かりました。

そこで、マーチンゲール法を効果的に使うためにはどのように手を加えたら良いのか、という方法について解説します。マーチンゲール法の防御力の高さを最大限に利用しつつ、損失をどのように出さないべきか、について考えていきます。

軍資金を多めに用意しておく

マーチンゲール法において、軍資金は成功確率に直結します。

例えば、スタート金額が1ドルだった場合、手持ちが10ドルしかないと3連敗するだけで負けてしまいますが、100ドルあれば6連敗まで耐えることができますし、1,023ドルあれば10連敗まで連続で勝負することができます。

むしろ、少ない軍資金で一発逆転を狙うのにマーチンゲール法は全く向いていません。ある程度まとまった金額を用意し、少々の連敗ではびくともしない状況を作っておくと良いでしょう。

賭ける金額を少額にする

スタート金額が大きすぎると、せっかく軍資金を多く用意しても早めに大きくマイナスになってしまう場合があります。

例えば、1,023ドルの軍資金を用意した場合、スタート金額が1ドルなら10連敗まで続けることができますが、スタートを5ドルにすると7連敗で打ち止めになってしまいます。50ドルでスタートすれば4連敗で終了となってしまい、かなり心理的にプレッシャーが来ます。

じっくりコツコツと利益を上げるのに適しているマーチンゲール法なので、最初の金額を大きくしてもあまり効果は上がりません。一番大きくても資金の100分の1くらいをベットするようにしましょう。

あらかじめ損切りを設定しておく

一気に損失が増えてしまうのがマーチンゲール法の特徴です。

1ドルでスタートしたとしても、5連敗で-31ドル、6連敗で-63ドル、7連敗で-127ドルと文字通り倍々ゲームで損失が増えていきます。そのため、大きな損失を避けるためには、あらかじめ「損切りライン」を決めておくと良いでしょう。

例えば5連敗の時点でリセットして次のセットに移る、と設定しておけば、31ドル以上の損失をそのセットで出す心配は無くなります。

大きなマイナスにならないことが決まっていれば、大損するかも…という不安を無くして勝負することができるため、コツコツ利益を出しやすいと言えるでしょう。

もし5連敗で損切りをして、次のゲームで勝っていた…という状況になると悔しい気持ちになってしまうかもしれませんので、損切りをした後は一旦そのゲームから抜けて、別のテーブルのバカラなりルーレットなりを遊ぶと良いでしょう。

テーブル限度額の高いカジノやゲームを使う

マーチンゲール法には2つの失敗条件があります。1つは「残高が次のベット額を下回ってしまった時」ですが、もう1つは「テーブルリミット(1回に賭けられる最大金額)が次のベット額を下回ってしまった時」です。

特にライブゲームではないテーブルバカラやテーブルルーレットなどの場合、最大ベット額をかなり制限していることがあります。

例えば「最小5ドル・最大100ドル」のバカラテーブルでは、5ドル→10ドル→20ドル→40ドル→80ドル、の後に160ドルが賭けられないので、実質5連敗するとマーチンゲールは失敗となってしまいます。

そのため、テーブルリミットについては事前に必ず確認しておきましょう。テーブルによっては「最低1ドル〜最高50,000ドル」といったリミットを用意しているカジノもあります。このテーブルであれば、その気になれば16連敗まで耐えることができます。

少なくとも、自分が想定している連敗数を下回るようなテーブルリミットである場合は、そのテーブルは使わない方が良いでしょう。

まとめ:マーチンゲール法で勝てない原因は資金とのバランス

マーチンゲール法はテーブルゲームのプレイヤーには最も知られている攻略法です。初心者にも使いやすく、なにより何連敗しても1回の勝利でプラスになるという分かりやすさがウリのマーチンゲールですが、もし耐えられる連敗数以上負けてしまった場合、資金の大半を失うというリスクも抱えています。

マーチンゲール法を上手に使うためには、このリスクとどう向き合うかが一番大事と言えるでしょう。

使える資金が少なかったり、大勝ちを狙おうとして資金と見合わないようなベットを繰り返すのは、マーチンが上手くいかない最大の要因です。

マーチンのメリットをフルで使うためには、資金とベットする金額のバランスを精査するのが最重要と言えます。

また、「マーチンゲール法はダメ、この方法が最も良い」という意見も間違っています。そもそも、どの賭け方でも還元率というものが変わらない以上、「どの賭け方の方がお得」というのは元来あり得ません。

マーチンは負けた時のリスクの大きさ、勝った時のリターンの少なさを引き換えに、圧倒的な勝率を実現しています。どの賭け方でもフラットベットと比べた時に、何かを犠牲にして何かのプラスを強化しているのです。

そのため、マーチンゲール法を腐して他の賭け方に誘導している言説を見かけたら、詐欺の可能性が考えられるので十分注意しましょう。

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