このページでは、カジノで遊べるゲームの一つ「ルーレット」について解説します。 「ルーレット」といえば、カジノで一番有名な…
ルーレットの確率を徹底調査!ベット方法ごとの当選確率の違いとは
本記事では、ルーレットの基礎知識である「確率」について解説します。
オンラインカジノで最も気軽に楽しめるテーブルゲーム「ルーレット」。様々な攻略法が用意されており、バカラやブラックジャックと並ぶ激アツなカジノゲームとして人気を集めています。
ルーレットには様々な賭け方がありますが、「数字1点掛けが成功する確率」や「赤・黒の賭けが当たる確率」を正確にご存知でしょうか?実はルーレットには大きく分けて2つの種類があり、その種別によっても正確な確率は異なります。
確率を把握すれば、攻略法の利用や立ち回り・戦略を立てる上で非常に役に立ちます。この記事では、ルーレットにおける各ベットの当選確率について、計算方法も含め詳しく解説します!
この記事のまとめ
- ルーレットの種類は大きく分けてヨーロピアンとアメリカンの2種類があり、当選確率に若干の違いが出る
- ストレートアップ(一点賭け)の当選確率はヨーロピアンで2.7%、アメリカンで2.63%
- システムベットを使うときは連勝・連敗する確率を元に損切ラインを決めるのがおすすめ
この記事はおよそ 10分 で読むことができます。時間がない方は目次を活用しましょう
ルーレットの当選確率とは?種類による違い
オンラインカジノでプレイされるルーレットには、大きく分けて2つの種類が存在します。その2つとは、「ヨーロピアンルーレット」と「アメリカンルーレット」です。
ルーレットでは赤・黒に色分けされたポケットとは別に、アウトサイドベットの賭けが全てハズレとなる緑ポケットがあります。
ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットでは、緑ポケットの数が異なり、それに伴って確率も変動します。
ヨーロピアンルーレット
欧州を中心に使われているヨーロピアンルーレットでは、1〜36のポケットとは別に「0」という緑ポケットが1つ用意されています。
そのためヨーロピアンルーレットのポケットは37個あることになり、それぞれの抽選についても比較的当てやすいルーレットと言うことができます。
アメリカンルーレット
アメリカ・韓国・マカオなどでよく使われているアメリカンルーレットでは、1〜26のポケットとは別に「0」「00」と言う緑ポケットが2つ用意されています。
そのためアメリカンルーレットのポケットは38個あることになり、ヨーロピアンルーレットよりもそれぞれの当選確率は下がると言うことができます。
ルーレットで各スポットの当選確率を計算する方法
それぞれのベットの当選確率について解説する前に、ルーレットで各ベットが当選する確率の計算式を説明します。
出現確率(%) = (そのベットがカバーしている数字の個数) ÷ (全ての数字の個数) × 100
例えば、それぞれヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットで緑ポケットが出現する確率を計算してみましょう。
ヨーロピアンルーレット
緑ポケットは1個、合計ポケットは37個なので、求める確率は 1 ÷ 37 × 100 = 2.702… →2.70%
アメリカンルーレット
緑ポケットは2個、合計ポケットは38個なので、求める確率は 2 ÷ 38 × 100 = 5.263… →5.26%
と言うことで、ヨーロピアンルーレットの緑ポケットの出現確率は「2.70%」、アメリカンルーレットの緑ポケットの出現確率は「5.26%」と言うことが分かりました。
このように、ヨーロピアン・アメリカンによって求める確率がかなり異なるため、以下の項目ではそれぞれ別に確率を出しています。
ルーレットのインサイドベットの出現する確率
インサイドベットの種類 | ヨーロピアンルーレット 当選確率 | アメリカンルーレット 当選確率 |
---|---|---|
ストレートアップ | 2.70% | 2.63% |
スプリットベット | 5.41% | 5.26% |
ストリートベット | 8.11% | 7.89% |
コーナーベット | 10.81% | 10.53% |
ファイブナンバー | ー | 13.16% |
フォーナンバー | 10.81% | ー |
シックスウェイベット・ ダブルストリートベット | 16.22% | 15.79% |
インサイドベットはルーレットでの特定の賭け方を指し、プレイヤーがルーレットの数字が書かれたポケットに直接チップを置く方法です。
この方法には、単一の数字に賭けるストレートアップを始め、スプリットベット、ストリートベット、コーナーベット、アメリカンルーレット専用のファイブナンバーベットにヨーロピアンルーレット専用のフォーナンバーベット、そしてシックスウェイベット(ダブルストリートベット)など、7つの異なる賭け方が含まれます。
これらはアウトサイドベットよりも当選確率は低いですが、当たった場合の配当は高めです。
また、これらの確率は一度に一つのベットを行った場合に基づいて計算されます。例えば、10箇所の異なるポケットにベットした場合は、「ストレートアップ」の当選確率を10倍して算出します。
ストレートアップ
ストレートアップとは、ポケットの数字1つに賭けることを指します。例えば「1」のストレートアップに賭ける場合は、「1」の真ん中にチップを置きます。
ヨーロピアンルーレットの当選確率は2.70%、アメリカンルーレットの当選確率は2.63%です。
スプリットベット
スプリットベットとは、隣り合うポケットの数字2つに賭けることを指します。例えば「1・2」のスプリットベットに賭ける場合は、「1」と「2」の間にチップを置きます。
ヨーロピアンルーレットの当選確率は5.41%、アメリカンルーレットの当選確率は5.26%です。
ストリートベット
ストリートベットとは、縦の一列のポケット3つに賭けることを指します。例えば「1・2・3」のストリートベットに賭ける場合は、「1」の左端にチップを置きます。
ヨーロピアンルーレットの当選確率は8.11%、アメリカンルーレットの当選確率は7.89%です。
コーナーベット
コーナーベットとは、1点で重なり合っている4つのポケットに賭けることを指します。例えば「1・2・4・5」のコーナーベットに賭ける場合は、1, 2, 4, 5が重なり合った角の真ん中にチップを置きます。
ヨーロピアンルーレットの当選確率は10.81%、アメリカンルーレットの当選確率は10.53%です。
ファイブナンバー
アメリカンルーレットのみベットが可能な「ファイブナンバー」は、0・00・1・2・3の5つに賭けることを指します。ファイブナンバーをベットする際は、「0」と「1」の間の左端にチップを置きます。
ファイブナンバーの当選確率は13.16%です。
フォーナンバー
00がないヨーロピアンルーレットでは、0・1・2・3の4つに賭ける「フォーナンバーベット」が利用できます。フォーナンバーをベットする際は、アメリカンと同様に「0」と「1」の間の左端にチップを置きます。
フォーナンバーベットの当選確率は10.81%となっています。
シックスウェイベット / ダブルストリートベット
シックスウェイベット、もしくはダブルストリートベットとは、隣り合う2つのストリート、合計6つのポケットに賭けることを指します。例えば「1, 2, 3, 4, 5, 6」のシックスウェイベットに賭ける場合は、「1」と「4」の間の左端にチップを置きます。
ヨーロピアンルーレットの当選確率は16.22%、アメリカンルーレットの当選確率は15.79%です。
ルーレットのアウトサイドベットの出現する確率
アウトサイドベットの種類 | ヨーロピアンルーレット 当選確率 | アメリカンルーレット 当選確率 |
---|---|---|
ダズン・コラムベット | 32.43% | 31.58% |
オッドイーブン・ハイロー・赤黒 | 48.65% | 47.37% |
アウトサイドベットとは、赤色・黒色や奇数・偶数など、グループ分けされたポケットに対してベットする賭け方のことを指します。ダズンベット・コラムベット・オッド/イーブン・ハイ/ロー・赤/黒と言う5種類の賭け方が存在します。
インサイドベットに比べ当選確率が高く、その分的中時の配当は抑え目となっています。
ダズン・コラムベット
「ダズンベット」とは、12個ごとに区切られた数字にベットする方法です。1〜12、13〜24、25〜36の3つに分かれており、どのエリアの数字がヒットするかを予想する方法となっています。
また、「コラムベット(カラムベット)」とは、ルーレットの横一列で区切られた12個の数字に対してベットする方法です。
いずれも12個の数字を選択しているため、確率は同じになります。
ヨーロピアンルーレットの当選確率は32.43%、アメリカンルーレットの当選確率は31.58%です。
オッドイーブン・ハイロー・赤黒
「オッド / イーブン」とは、ヒットするポケットの数字が奇数(オッド)か偶数(イーブン)かを予想して賭ける方法です。
「ハイ / ロー」とは、ヒットするポケットの数字がハイ(19〜36)・ロー(1〜18)のどちらになるかを予想して賭ける方法です。
そして「赤 / 黒」とは、ヒットするポケットの色が赤か黒かを予想して賭ける方法です。
いずれも18個の数字を選択しているため、確率は同じになります。
ヨーロピアンルーレットの当選確率は48.65%、アメリカンルーレットの当選確率は47.37%です。
ルーレットの連勝・連敗する確率
ルーレットで攻略法を使う際、「3連勝すれば利確」「5連敗したら損切り」などのラインを定めておくことがあると思います。特にマーチンゲール法やパーレー法などのシステムベットを使う時には、連勝・連敗による利確や損切りラインを決めておくのは非常に大事です。
しかし、連勝や連敗がどれくらいの確率で起こるのかが分からないと、どこにラインを置けば良いかも分かりにくいですよね。
そこで、次に解説するのはルーレットの連勝・連敗確率です。「赤 / 黒」に賭けた場合の確率と、「ダズン・コラム」に賭けた場合の確率について解説します。
なお、ここで解説するのは「ヨーロピアンルーレット」における確率であり、アメリカンルーレットにおける連勝/連敗確率ではないことにご注意ください。
赤・黒どちらかに賭けて連勝・連敗する確率
回数 | 連勝確率 | 連敗確率 |
---|---|---|
1 | 48.65% | 51.35% |
2 | 23.67% | 26.37% |
3 | 11.51% | 13.54% |
4 | 5.60% | 6.95% |
5 | 2.73% | 3.57% |
6 | 1.33% | 1.83% |
7 | 0.65% | 0.94% |
8 | 0.31% | 0.48% |
9 | 0.15% | 0.25% |
10 | 0.07% | 0.13% |
ヨーロピアンルーレットにおける、赤・黒に賭けた時の連勝確率と連敗確率をまとめたものが以上の表になります。
連勝確率でいうと、3連勝の確率が11.5%、5連勝の確率が2.7%(37回に1回ほど)、7連勝の確率が0.65%(155回に1回ほど)、そして10連勝の確率は0.074%(1350回に1回!)という結果になりました。現実的に狙えるラインは3連勝〜5連勝ではないでしょうか?
24時間ずっと打っていれば10連勝を獲得できることも1日1回くらいはあると思われますが、それを前提に攻略法を設定するのは無謀過ぎると言えるでしょう。
続いて連敗確率を見てみましょう。3連敗の確率が13.5%、5連敗の確率が3.5%(28回に1回ほど)、7連敗の確率が0.94%(106回に1回ほど)、そして10連敗の確率は0.074%(780回に1回)という結果になりました。
なんと、10連勝と10連敗の確率を比較した時に、およそ倍ほどになっているのがお分かりでしょうか?
最初は大したことない差でも、連続で見たときにかなり違ってくることが分かります。そのため、損切りラインは利確ラインよりも緩めに、5連敗〜7連敗ほどに設定しておくのがおすすめです。その分入金額には余裕を持たせておくと良いでしょう。
ダズン・コラムベットにベットして連勝・連敗する確率
回数 | 連勝確率 | 連敗確率 |
---|---|---|
1 | 32.43% | 67.57% |
2 | 10.52% | 45.65% |
3 | 3.41% | 30.85% |
4 | 1.11% | 20.84% |
5 | 0.36% | 14.08% |
6 | 0.12% | 9.52% |
7 | 0.04% | 6.43% |
8 | 0.01% | 4.34% |
9 | 0.00% | 2.94% |
10 | 0.00% | 1.98% |
15 | * | 0.28% |
20 | * | 0.04% |
ヨーロピアンルーレットにおける、ダズン・コラムベットに賭けた時の連勝確率と連敗確率をまとめたものが以上の表になります。
連勝確率でいうと、2連勝の確率が10.52%、3連勝の確率が3.41%(37回に1回ほど)、4連勝の確率が1.11%(90回に1回ほど)、5連勝の確率が0.359%(280回に1回ほど)、そして10連勝の確率は0.0013%(80,000回に1回…)という結果になりました。
現実的に狙えるのは2〜4連勝といったところでしょう。ベット額を十分抑えた場合でも5連勝が関の山で、それ以降は圧倒的な勝率の低さとなっています。
そもそも勝率がかなり異なるので結果も全く違いますが、連敗確率については4連敗でも20%以上あり、6連敗でやっと9.5%(10回に1回)、10連敗でも約2%と、50回に1回くらいは引く確率です。
そして20連敗の確率は0.039%(2500回に1回)で、これはダズン・コラムベットで7連勝できる確率より高い計算になります。
ココモ法やモンテカルロ法などでダズン・コラムベットを使うことになると思いますが、10連敗くらいは覚悟してゲームメイクをしておく必要があると言えるでしょう。
ルーレットの確率に関するよくある質問
- ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレット、どちらが勝ちやすいですか?
-
ヨーロピアンルーレットは0のマスが1つしかないのに対し、アメリカンルーレットは0のマスが2つあります。0のマスはカジノ側に有利に働くマスであるため、0のマスが少ないヨーロピアンルーレットのほうがプレイヤーの勝率は高く設定されています。
したがって、ルーレットをプレイする際は、0のマスが1つしかないヨーロピアンルーレットを選ぶことで、プレイヤー側の勝率を少しでも高めることができます。ルーレット初心者の方は、まずは勝ちやすいヨーロピアンルーレットからプレイしてみることをおすすめします。
- 同じ色や偶数奇数に連続して賭けると勝ちやすいですか?
-
ルーレットは独立事象のゲームのため、各回で出た数字は過去の数字に影響を受けません。そのため、同じ色や偶数奇数に連続して賭けても、勝ちやすさは変わりません。
- 賭けるポケット数が多い方が勝ちやすいですか?
-
賭けるポケット数が多いほど、当たる確率は高くなります。しかし、当たった場合の配当も小さくなるため、期待値は変わりません。
つまり、賭けるポケット数が多い方が勝ちやすいわけではありません。
- ルーレットで緑のポケット(0・00)が出る確率は?
-
ヨーロピアンルーレットにおいて緑のポケットは1つのため、1点掛けをした時の確率と同じ、確率は2.70%です。しかしアメリカンルーレットでは緑のポケットが0・00の2つがあるため、緑のポケットが出る確率は5.26%となります。
- ルーレットの確率はわかりましたが、それぞれの配当も知りたいです。
-
ルーレットの確率を把握したら、合わせて配当・倍率もぜひご確認ください!効率の良い賭け方を学ぶことで、勝率をうんとアップさせることができます。
ルーレットの配当倍率一覧ではヨーロピアン・アメリカン・フレンチといったルーレットの種類や、インサイドベット・アウトサイドベットなどのそれぞれの賭け方ごとに丁寧に解説しています。
まとめ
オンラインカジノで楽しめるルーレットには、ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットの二種類が存在します。
一般的に、ヨーロピアンルーレットはベットの当選確率が全体的に高めであり、通常のプレイにおいて期待値も高くなります。
インサイドベットにおける当選確率は、最も低いストレートアップで約2.7%、最も高いダブルストリートで約16%程度となっています。これは、アウトサイドベットの当選確率である32.4%から48.7%に比べて低い値ですが、それに伴い勝利時の配当も高くなります。
ルーレットはプレイヤースタイルに応じて、リスクを取らずに少しずつ利益を積み重ねる方法もあれば、大きなリスクを負って大きな利益を狙う方法もあります。
どの賭け方が最も優れているという一概な答えはありません。自分に合った楽しみ方を見つけることができるでしょう。
・当サイトの内容は、オンラインカジノや賭博行為が合法な国や地域に住む方を対象としています。
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Bell
(ウィナーズクラブ管理人)
このページでは、ルーレットで起こる様々な事象の確率を解説しています。その中でも確率を一番応用できるのが損切りタイミングを決めるときです。損切りをせずにズルズルと続けていたら必ず負けてしまいますので、そうならないために活用して下さい。